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- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Video Game
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おれはヨコオタロウの熱心なファンではないし、前作のニーアレプリカント、ゲシュタルトもプレイしていない。だが本作をプレイするうえではあまり大したことではないだろう。エミールがよくわかんない程度だ。
アクション部分はさすがプラチナゲームズが関わってるだけあってよく出来たものだけど、敵がやたらスーパーアーマー持ちだったり、割り込みにくい連続攻撃が多かったりで爽快感に欠く印象。オープンワールドらしくサブクエストもお使い大目でゲンナリさせられる。ロードもちょっと煩わしい程度には長い。だが、全体的にアクションの手触りが良いし、ちょっと挑戦してやろうと思わせるくらいの難易度も悪くない。しかし、それ以上に本作の魅力はキャラクターとストーリーだろう。クズと変態しかいないドラッグオンドラグーンと違い、本作のアンドロイド達は真っ当で純粋で、優しい。故に狂気に堕ちるしかないという悲しみがある。敵も味方も同じ苦しみと矛盾を抱えていて、それが鏡合わせの対比であったことが明かされていくストーリー構成も実にすばらしい。露悪趣味ではない、残酷や無残、無念が描かれている。ディ・モールト・ベネ(じつによい)
ゲームとしては終盤の盛り上がりに欠けるのが残念だが、ストーリーは恐ろしい盛り上がりなので初回プレイだと気にならないだろう。良いゲーム。
- 出版社/メーカー: セガプライズ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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