うにだいすき

日本有数の糞ブログ

クリスマスなので見てない映画を見ました。
基本的に吹き替え。

なんでトニー・スタークはあんなに神経強迫症みたいな奴なんだろう。金持ってんのに。世の中の不安の9割は金持ってりゃなくなるだろ。要は「金持ちでアイアンマンでも悩みはあるのだ。誰も同じだ辛いことをみんな持ってる心の中に」ということかもしれんが、そんな奴に感情移入できるわけないじゃん。何が不安なんだよ。彼女がグウィネス・パルトローだから? 幻滅しました、シビルウォーではキャプテンの味方します。ていうかキャプテンアメリカはぐう聖じゃん。誰でもキャプテンの味方するよ。金持ちのヤリチンと好青年の童貞だったら誰だって童貞の味方だろ。映画はわりと面白かったですよ。ウルトロンがただのキチガイなのはどうかと思ったけど。

加藤浩次は言われてるほど悪くないと思った。アベンジャーズ米倉涼子だってそこまで悪いと思ってないんだけど。えーと、勝手な印象として、もっとこのチームはメチャクチャで物騒なのかと思ってたんだけど、結構いい人達だったので拍子抜けしてしまった。アライグマとか赤いおじさんとか、ちょっと酒飲んで暴れるくらいで、アライグマは「オレだって好きでこうなったんじゃねーよ!」とかいってしんみりしてるし。おじさんは妻子を殺されてるし、そりゃ酒飲んで暴れるくらいすらぁな。要はおれが勝手に銀河のアウトロー軍団参上!ぼやぼやしてると後ろからバッサリだ!と思ってただけなんで、別に映画は悪くない。でももっと70sの音楽がガンガン流れる中で銃撃ちまくりーのボカスカ殴りーの暴れまくりーのだったら楽しかったのになーと思った。なんかハンパに真面目。最後ハワード・ザ・ダックみたいのが出てきたと思ったらハワード・ザ・ダックだったのでそこはびっくりした。でもこの人たちがアベンジャーズと絡むと思うとなんかいいね。

「ピュアなロボット」って子供とか犬とかと同じくらい卑怯な存在だと思うよ。だからおれはチャッピーに感情移入できないし、なんとなればムースみたいなやり過ぎバカロボットの方がカッコよく見えてしまうのだ。実際かっこいい。「クラスター爆弾いくゾ〜」とか超楽しそう。まあ第9地区を見た時も思ったんだけど、どうもおれはニール・ブロムカンプと相性が悪いっぽいな。面白いんだけど、好きになれない感じ。これは普通!くらいだが。

ギノザさんファンのおれは最後の狡噛とのやり取りだけで萌えたのでこの映画いい映画! まあ悪役が薄っぺらいを通り越して紙切れだなとか狡噛さんは何の成果も上げてないどころか消耗させてるだけなのによくみんなついてくるな、とか言いたいところは色々あるんだけど、シビュラシステムのクッソゲスいところとか、常守ちゃんが理想を語る→現実は非情である、のコンボを食らうところとか、おれがサイコパスのいいところだなーと思ってるところはちゃんとあったのでサイコパスらしい、いい映画だと思うよ。3期やって欲しいけど、いよいよシビュラと戦うくらいしかネタは残ってないわな。でもサイコパスはシビュラを安易に非としないところが面白いので、シビュラシステムを倒す、という方向には行かないんだよね。そうなるとマキシマ以上の悪役は難しいよな。笑い男みたいな個人的正義と社会悪の戦い、とかかね。

マッドマックス見ますよ〜。