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大日本人 通常盤 [DVD]

大日本人 通常盤 [DVD]

ゴジラ対ヘドラを見るつもりだったのだが天海麗のAVを借りたせいでヘドラのことをすっかり忘れてこれを持ってってしまった。まあいいや。それで見た。うーん。ネットでの評判は「まっちゃんが大嫌いでハナからぼろくそに言うつもりのひと」と「まっちゃんが大好きでハナから絶賛するつもりのひと」の二つばっかりでちゃんとした批評が少なかった。それもやむないかなとは思う。どう見ればいいかが難しいんだよな。おれにもよくわからん。であるからしておれ自身が語るよりももっと素晴らしい評を紹介したい。
http://blog.goo.ne.jp/hke1120/e/75cbd941c28d3dcfc944fd7473a93c01
>大佐藤側にあったアイテム〈折り畳み傘〉が、大佐藤から松本自身の「わかってくれない」へと鮮やかに手渡されるところ、つまりクライマックスの「大日本人だよ!」のところは、観客からすると、まるで予期せぬところからバトンを手渡されたように見えて、これまた純粋に松本の叫びが胸を打った。

ここなんか特に素晴らしい。おれにはない視点だが、なるほどと思うよ。

CinemaScape/Comment: 大日本人
>アホな設定自体は面白くても、その設定の扱いが実にいいかげんで、ないがしろにされているからだ。終盤に至っては世界観の卓袱台返しが行なわれるのだが、そもそも前提となる世界を描けていないため、これも機能していない。ひっくり返すべき卓袱台が存在しないのだ。

こちらもわかる。絶対的に作りこまれた世界であれば成立したであろうものがいくつもあっただけに、なんか残念だなあ。一方でまっちゃん以外の役者による「ドキュメンタリーっぽい」感じには奇怪なリアリティがあった。もしかしたらまっちゃん以外の人が大佐藤だったらもっと違ったのかもしれないなー。それこそ働くおっさんに出てる人でもいい。

コメディとしても「映画」であることとドキュメンタリータッチの構造がかなり邪魔になるんだけど、板尾のシーンとか、神木隆之介が呟いてる内容とかやっぱり笑っちゃうけどなあ。賛否が吹き荒れるオチとかもやっぱりおれは笑っちゃったんだが。しかし、獣(じゅう)と大日本人のデザインてすごくないか? 「笑い」と「気持ち悪さ」が同居した素晴らしいデザインだ。海原はるかなんかすごいよ、一発目にあれを持ってくるのはすごい。

真・三國無双
陸遜のモーションがすごくカッコいい。ストーリーも少年漫画っぽくてわかりやすいし、今回は陸遜が一番好きだな。
それで三国志ブームが再燃したもので「SWEET三国志」を買ったりした。

SWEET三国志 (1) (MF文庫)

SWEET三国志 (1) (MF文庫)

SWEET三国志 (2) (MF文庫)

SWEET三国志 (2) (MF文庫)

SWEET三国志 (3) (MF文庫)

SWEET三国志 (3) (MF文庫)

この漫画で一番好きなキャラは魯粛なのだが、三国志大戦2でこの魯粛がカード化されているという。どうしよう、スゲエ欲しい。