うにだいすき

日本有数の糞ブログ

今週のお題「好きなアニメ映画」
乗っかってみる。映画かー。

獣兵衛忍風帖 [Blu-ray]

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ブルーレイ出てたとか!知らなかった。買おう。
わかりやすい筋立てで、悪役が全員個性的でかっこ良くて変態で、それを十兵衛がバッサバッサとなぎ倒していく。痛快としかいいようのない映画。川尻作品としては他に比べるとクドさが控えめなんだけど、飲み込みやすくていいとも言えるよね。あと声優陣のキャスティングもいい。若本規夫のかっこいい芝居が堪能できる。
機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]

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劇パトはどっちも最高なんだけど、やっぱ2…。未だに何が起こってどうなったのかよくわかっていなかったりするのだけど、それをさておいてもじわじわと高まっていく緊張感が「だから!遅すぎたと言ってるんだ!」で爆発するカタルシス。ウォー・シミュレーション映画(あるのかそんなの)の最高峰であるといえる。
機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

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いや1も最高。ホバ超かっこいい。そして松井刑事の映画。にも関わらず、松井刑事のみが事件を追っていくのではなく、事件そのものと対峙するのは特車二課だったりするバランスの良さがこの映画の最も好ましいところであったりするね。こんなのがあったのだね。発動編が最凶です。最狂でもある。とにかく赤ちゃんのパイパー・ルウですら容赦無く無残に殺されていく非情さ。作り手の異常な熱はあのエヴァンゲリオンでさえ超えることは出来なかった、神がかり的な作品である。ラストシーンを底知れぬ恐怖と取るか、ある種の救いであると取るかは人それぞれだよねっていうか、破滅願望の中に「でも次があって欲しい」と願うのは不思議な事じゃないと思う。
ウォーリー [Blu-ray]

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「ロボットこそがピュアでクッソ薄汚ねえ人間はロボットのピュアさに頭を垂れて反省するべき」みたいな話が大嫌いなのだけど、本作はちゃんと人間がいて、ロボットたちのピュアさに人間たちが人間性を取り戻していく、という真っ当な筋立てがあって、そこが好き。
ヒックとドラゴン スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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これが面白く無いとか言われたら、マジでどうかしてんじゃねえかと言いたくなる大傑作。実写よりも自然な「光」が本当に素晴らしい。
人狼 JIN-ROH (廉価版) [Blu-ray]

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まあ雰囲気アニメなんだけど、全部雰囲気なだけのケルベロスシリーズの中で最も好ましい雰囲気であるというだけで、良く出来た映画ではない。おもしろくないし。でもなんかいいんだよ。その「なんかいい」雰囲気が好きなんスよ。とにかく押井っぽい難解げなセリフ回しもいい。お前だって人間じゃねえかー!伏ーッ!ガンダムでは一番好き。勿論TVシリーズの積み重ねがあってこそのキャラクタードラマなんだけど、例えばグラハム・エーカーがもうこれで死んでもいいと刹那と戦って生き延びてしまう。その後、ガンダムと戦って死んでしまいたいという一念だけで刹那と戦い続ける。でも刹那は死で決着することを許さず、「生きることが戦いだ」という。これで憑き物は落ちるんだけど、本作でグラハムは刹那の道を作るために死んでいく。アンドレイもそうなんだけど、変わることが出来なかった男たちが変化し、その結果として死んでしまったり、人間ではなくなってしまったりする。そこがTVシリーズからのファンとしては感動するポイントなわけで。最後の戦いが純粋に人を守るための戦いだというのも、みんな個人的な理由で戦っていたTVシリーズからの大きな変化で、いいんだよなー。

ブレイブリーデフォルト - 3DS

ブレイブリーデフォルト - 3DS

ネットの評判に騙されて買ってきてしまった。クッソ面白い。これぞJRPG!と呼びたくなるオールドスタイルと新しさがミックスされた抜群のゲームデザイン、素早く小気味いいテンポ、話の早いキャラクターたち。RPGではここ数年で一番、というか、最近なかったなこういうの、という隙間にがっちり入り込んできたタイミングの良さこそがいいのかもしれん。クラシックなRPGファンにおすすめ。早速アキバいって村の人数100人まで増やしてやったよ。バランス崩壊だな。