おう、ワイや。ワイは猿や。違う、俺は人間だ! きさまらこそ悪魔だ! こんばんは。
はっきり言って腕時計の形をしたものにメダルを入れて、それが音声を鳴らすというオモチャの何が面白いのか全く理解できない。しかし、ゲームはよい出来である。パーティをグルグル回して代わる代わる戦うというバトルも(オートで楽で)おもしろいし、妖怪の収集も、運の要素が絡みすぎることを除けば楽しい。それ以上に、本作のもっとも優れた点はマップの作りこみ、そしてリアリティだ。
ダンボール戦機にせよ
イナズマイレブンにせよ、
レベルファイブのゲームのマップは「リアル」である。「トイレの汚いゲームは良ゲー」的な
洋ゲーのグラフィックとは解像度ではお話にならないが、たとえば雷
門中の教室のレイアウトや商店街の雑多な雰囲気や雷々軒の昭和のラーメン屋的内装だったり、キタジマ
模型店の「棚」であったりする、
現代日本の日常の「リアル」だ。中東のどっかの国のトイレとか、テロリストのセーフハウスのリアルな汚さではない。
のび太の部屋を見るようなリアルである。それが
妖怪ウォッチでは極まっている。
レベルファイブの頂点といっていい。ケータ君の家、フミちゃんの家、クマの家、カンチの家、まるでクラスメイトの家に遊びに行ったような「リアル」な感覚。博物館の本物感、小学校の内装なぞはうろついているだけで楽しくなるほどで、駄菓子屋、銭湯の作りこみは一見の価値がある。この徹底した日常風景の作りこみが、逆に妖怪の存在にリアリティを与えている、とは思わないが、このマップはマジですごい。これにタメを張れるのは
龍が如くの
神室町だけだ。急いでいるのについつい信号を渡ってしまう。ゲームの中なのに! 逆に言えば、それこそがゲームだ。ゲームとは体験だ。
開けてないぜぇ。
メタルギアと
スパロボが控えているのではやくやる。
ボールが好きじゃないので通常版。てっきりダリルとイオが相打ちになって終わる漫画だと思ってたので、びっくりした。この漫画の解釈とかストーリーのやるせない感じとかは好きなんだが、どうも語尾にハートを付けまくるセンスは嫌だな。ムーンライトマイルもそこが嫌いだったんだが、3巻はハートが全くなかったのでよかった。