トロコンしました。評価なんだけど、難しいなー。これは
PS4だからでもあるけど、モデルはブラッシュアップされて、すごく綺麗で可愛らしくなっているし、演出もよい。百花繚乱記はともかく、今まで弱かったメインシナリオも、バカとお涙頂戴のバランスが良く、20人超のキャ
ラクターがきちんと成長し、見せ場を与えられている。真紅に比べて圧倒的に完成度が高い。更衣室、と言うか
ジオラマは素晴らしいし、こちらの欲しいものをちゃんとわかっている。でも、ゲームがなあ。今回、爽快感はかなり薄い。もっさり、と言われている通り硬直が長く、手触りがすごく鈍い。今までのスピード感が失われてしまっている。対戦バランスを考慮しての調整のつもりかもしれないけど、はっきり言ってそこじゃないだろ。氷や気絶の頻発を抑えるべきだし、テクや読み合いでコンボを入れたり、脱したりする仕組みを作るべきなんだ。この調整で対戦ツールにするつもりなら、ただのバカとしか言いようが無い。長いコンボをただ食らい続けるのは辛いからリミットブレイクを入れる、というのはまあ間違ってはいないんだけど、何も考えず連発できるのは完全に間違っている。格ゲーなら一試合に多くて一回でしょ。大体、コンボを入れる方の快感ってものがあるじゃない。打ち上げた敵を追っかけて、追撃する、というのがこのゲームのウリだったはずじゃんか。お手軽すぎる、というなら打ち上げに移行する過程をもっと長くすればいいでしょ。それならプレイヤー側だってポンポン跳ね飛ばされるストレスから逃れられるし。そもそもこのゲームを対戦ツールにしようってのはいくらなんでも虫が良すぎるよ。そもそもが大雑把なんだから。連綿と続くカグラシリーズという
キャラゲーとしては満点に近い出来だけど、アクションゲームとしては失格。快感がない。
とりあえずはパッチに期待しつつ、
DLCを待ちましょう。
ブラッドボーン買うぞ。
